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2007年6月22日 (金)

お見舞い

午前中娘の運転でバアチャンの買い物のお付き合い。16号線沿いの日本蕎麦屋さんで昼食。値段も安く、美味しかった。

雨が小降りになったところを見計らって、畑の隅に咲いている「安曇野」生まれのホタルブクロと朱色のバラを持って、緩和病棟に友人を見舞う。受け付けのおばさん私の顔を見るなり「腹」を指してゲラゲラ笑っていた。

処置中で少し待つ間奥さんとお話が出来た。だいぶ厳しい状況になってきて薬の量も増え、親戚の人には今週みんな来てもらったという。付き添いもお姉さんが加わって二人になっていた。

ベッドに横になっていたが起き上がっていつもの人懐っこい笑顔で握手を求めてきた。手がヒヤッとするほど冷たかったが力の強いのにはびっくりしてしまった。花の説明、お孫さんの話をした。長居は出来ない。立ち上がって

「25日ここの講堂で篠笛吹くから聞きに着てよ」と言うと、「しっかりやってね、聞きたいね」と言いながら、別れの挨拶は笑って挙手の敬礼をしてくれた。篠の前職を承知している彼の精一杯の茶目っ気タップリの挨拶だったような気がする。そんな状態ではないだろうに篠に気を遣ってくれているのが分かって涙がこみ上げてきた。

奥さんとお姉さんがエレベーターまで送ってくれ、篠のことを気遣ってくれた。

雨が降っていたが、自転車だから傘をさせない。雨が涙を綺麗に流してくれた。

久しぶりの雨で植木たちは生き返ったよう。病人もこんな風に元気になれたらいいなあ。

雨でウグイスは来なかった。

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コメント

篠笛さん、25日は「講義室」ですよ。
間違えて講堂に行かないでくださいね…。
緩和病棟のお友達も笛の音を聞きに来てくださると嬉しいですね。

投稿: 雅 | 2007年6月22日 (金) 22時31分

今、NHKのテレビ、おもしろいよ。生きるために、死ぬんだって。1日に30億の細胞が死ぬんだって。死があるから、いろんなことが出来るんだって。文化も生まれるんだって。充実した人は、幸せな死を迎えるんだって。死をみつめると、生きていることの意味に、気がつくんだって。理科大の田沼先生でした。

投稿: 藍弥生 | 2007年6月22日 (金) 23時29分

25日行かれないけれど、ホスピスのその方も篠笛を聴きに来られると良いですね。

投稿: お梅 | 2007年6月23日 (土) 06時07分

最近 ホスピス病棟のメールが入ってないので
気になっていた所です。25日 がんセンターでよろしく。

投稿: ふくろう | 2007年6月23日 (土) 10時06分

 テレビもたまにいい番組やるんだね。まさに死と生は、表と裏だね。死ぬことを意識するから、一生懸命生きようとするんだね。
 30年ほど前に、会社の上司から読んでみたらと薦められて、そのままにしていた本を読み始めた。生き方、人生の意味などを考えさせられる。内村鑑三の「後世への最大遺物」(岩波文庫戦後すぐ出版されて現在82刷、460円)。まったくその通り。1時間もあれば、読了しますよ。お薦め。

投稿: 異風坊 | 2007年6月25日 (月) 11時35分

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