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2007年9月17日 (月)

信州旅日記・おふくろの話

信州旅日記・田舎の人情・オフクロの話

中央高速・穂高インターで降りて、松本市内の姉の家に立ち寄る。

丁度匂い春蘭が一茎咲き始めていたものなどを土産に持っていった。姉からも幾鉢かもらってしまった。姉の家の庭は横浜から嫁入りしたものがほとんど、特にイワヒバは見事に育っていた。

昔自転車で通った犀川線を下る。北アルプスの山々は雲が掛かっていたが、常念岳、有明山が時々顔を覗かせ迎えてくれた。

信州の朝晩は寒いくらい。過疎化で村はすっかり変わってしまったが、コスモスやススキは昔のままだ。行く先々で風も吹いていないのに手を振ってくれた。

途中「かあさんの家」という道の駅に立ち寄った。名産の「巨峰」を買った。

そこに幼馴染がいて「昔(篠の)おふくろさんに大変お世話になった。切ない時いつも元気付けて貰ったよ。お墓参りで笛を吹くって評判だよ。こりゃ私が造って出しているもんだ。お茶飲みのときに味みてよ」と売り物の漬物を包んで無理矢理持たせてくれた。

お袋が亡くなったのは二昔も前なのに、ちゃんと昔のことを覚えていてくれたのが嬉しかった。オフクロが人の心の中に残っていたことが分かっただけで、お墓参りに来た甲斐があった。もっと話しをしたかった。

幼馴染は忙しいのに店の外まで出て来て車が見えなくなるまで手を振って見送ってくれた。

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コメント

きっとすてきなお母様でらしたのでしょうね。2昔前にお亡くなりになってらしても、そうやって、思い出してくださるかたがいらっしゃる限り、生きておられるということですよね。篠さんはお母様似で、人のお世話をよくしてくださるのでしょうね。

私の歌集を読んだ昔の友人が私の両親のことを懐かしく思い出してくれて電話をもらったりしました。とてもうれしいものですよね。

私は篠さんのように篠笛ふけないから、ただお墓参りするだけですが、こんどは両親への五行歌を読んでみようかな、と思いました。

投稿: ルピナス | 2007年9月17日 (月) 17時42分

ふるさとは 過疎化していても 人の心は いつまでも あたたかく偶然幼なじみに逢える事が出来たり 懐かしい想いにひたり 本当に「ふるさとは ありがたきかな~」ですね!
安曇野が ふるさとだなんて 羨ましいな~

投稿: ふくろう | 2007年9月17日 (月) 19時59分

来月は、私も中学の同窓会でふるさとに帰る。同窓会は最初で最後かな~。篠さんと違って、ふるさとは、いろんなことがあり過ぎて、複雑な思いがする。この歳になるとそれもよしか。故にふるさとかもしれないね。
 

投稿: 異風坊 | 2007年9月17日 (月) 21時17分

篠笛さんのお母さんは人情豊かな方だったのですね。
私は父親が早く死んだので母親は
2役をやり大変だったようです。
私は親不孝者で反抗ばかりしていましたが、兄は親孝行で最後までシッカリ看取りました。
私は自分の息子に対しては自信が無い!親子のあり方が難しい時代でもあります。

投稿: お梅 | 2007年9月17日 (月) 21時58分

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