朝からいい天気出掛けるのがもったいないくらい。里芋の葉に夜露が一杯溜まっている。柿の葉が一斉に落ち始めた。柿の葉は肉質が厚いから掃除の時もそんなに苦労はしない。一番厄介なのは桃の葉だ。葉肉が薄くて雨上がりなど、道路に未練がましくペッタリくっついてなかなか離れようとしない。人間と同じ木によって落葉の散り際もまちまち。
篠笛教室。朝少し早く行って一人で練習していた。後から来た仲間が「聞きほれて中に入れなかった」なんてお世辞を言われて歓んでいるのは子供みたい。でも悪い気はしない。入門した時から一緒だった仲間が突然、事情があって今日で辞めると宣言。びっくりしたし席が向かいでいつも顔を合わせていただけに残念。お別れの昼食会。
コスモス出席者24名。病室からの参加者1名。大学院生が患者さんの生の声を聞きたいと特別参加。涙の話もあったが、いつものようにOさんの名司会で会は穏やかにスムース。
転移があってかなり厳しいと言っていた人が明日退院の声に皆で一斉に拍手。
「癌が発見されたとき既に転移があって手術が出来ないと医師に言われた。夕方になると気が滅入ってオロオロしてしまう」。付き添ってきた奥さん、「一日一回散歩に出てお茶に付き合っている。どうしていいか分からない。」家族の人も病人以上に大変。
「悩みは一人で考えていると落ち込むだけ。病人の心は病人にしか理解できない。ここでは本音で話ができ、ストレス解消になる。」
「舌癌。腕などから肉を切り取って切り取った舌に縫い合わせた。手術後、首を固定して身動きできない状態で1週間その間看護師さんの親切だけが頼り。こうしてしゃべれるようになったのは不思議。くよくよしても仕方がない。楽しく、自分でしたいことをして生きてゆきたい。」同席した看護師も驚く壮絶な手術後なのに、話しも支障がない。何より本人の明るく、前向きな生き方には皆がパワーを貰った。
いつも顔を出す人が見えない。突然の発熱で入院中とのこと。皆で行くのも・・、問題だということで代表が様子を見に行って、点滴棒を押しながらロビーまで出てきてくれた。どの薬が効くか様子を見ている・・・と絶句。気休め的な言葉は掛けられない。
一人ひとりの話は重く厳しい。「何回も入院・手術をしているから、平気でしょう。と言われるが、たまには本気で泣きたい時もある。泣いても、喚いても、ガンは治りはしない。哀れみを買うだけ。ガンを忘れるように、篠笛、五行歌、碁、将棋、盆栽、野菜作り・・・色々のことに目標を持って挑戦している。14日この間入院して検査をした結果を聞きにいくが、{病気も身内。負けてたまるか!}と空元気で踏ん張っている。」と結び、篠笛江戸子守唄、千の風になって2曲を吹いた。盆栽相手、篠笛吹いているときが一番癒される。
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