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2007年12月30日 (日)

年越しをする月見草・厳しい年の瀬

いよいよ押し迫ってきた。予報に反して好天気。玄関、8畳間など中心に大掃除。バアチャンは指揮官。石垣の上から道路にはみ出している皐月の葉を箒で払ってやる。役目を終えた葉がヒラヒラ舞いながら頭の上にも落ちて道路を埋める。月見草は花を完全には咲ききれずに蕾のままピンク色に変身を始めた。ヤッパリ寒さは堪えるようだ。一旦部屋の中に入れてみたが、なぜか元気がない。自然に逆らってはいけないと思いまた外に出してやった。まだ蕾が幾つか残っている。お正月用に力を蓄えているのかもしれない。目が離せなくなった。今年はこの花に随分癒された。

霜に震えながら

ひたすら

花開こうとしている

宵闇の中の

月見草

Gセンター。お正月でほとんどの人が外泊。残酷なほど孤独の中にポツンと残っていて歓んでくれた。元気なのが何より。淡々と心境を話してくれた。ナースから現在の病状について詳しく知りたいか?と聞かれたらしい。聞きたい気持ちはある。どうせいい話しはないのだから聞きたくない。二つの心が揺れ動いた。結論は聞きたくない。にした。覚悟は出来ていても聞けば聞いたで気にしない訳にはいかない。今更ここで道は変えられないのだから聞かない方がいい。と、人事のように遺書やお墓の話しまで平然と話してくれた。誰でもがいずれ通る道、教えてくれているのだと思った。ただ相づちを打つだけだった。

「一度ジックリ篠笛が聞いてみたい」帰り掛け、そう言って励ますことを忘れない。この人には何時も何かを教えられる。逆に励まされてしまった。

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コメント

篠笛さんを感動させた月見草。恥ずかしながら見たことがない。是非一度拝ませてください。

投稿: 道連れ | 2007年12月30日 (日) 22時27分

種を沢山採ってあります。是非皆さんに苗をお分けして育てていただきたいです。
そりゃあ可憐で、可愛いですよ。

投稿: 篠笛 | 2007年12月30日 (日) 22時31分

友達のお見舞いに、慈恵医大に。昨日は、奥さんに「帰れ」っていったそうだけど、今日は、ゆとりがあって、いろいろ筆談。肺炎が取れない・・・ちょっと心配。ICUから、個室にはきたけど。

投稿: 藍弥生 | 2007年12月31日 (月) 00時10分

篠笛さん、緩和ケア病棟へのお見舞いの様子を書いてくださり、食入るように、読ませていただきました。この年末に、お見舞いを受けて、どんなにうれしかったことでしょう。私が言うのもおこがましいのですが、今年も最後の最後まで、あたたかいてやさしさを、ありがとうございます。月見草に対する思いやりと同じやさしさですね、きっと・・。
篠笛さん、奥さま、良いお年を・・。皆さまも、良いお年を・・。来年も楽しい書き込みをしましょうね。期待していま~す。

投稿: なっちゃん | 2007年12月31日 (月) 13時14分

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