奥湯河原山中で金婚式記念篠笛
三悠会仲間がプレゼントしてくださった、奥湯河原の京風懐石「海石榴(つばき)」へ金婚式記念一泊旅行は人生の一つの締めくくりにふさわしい最高の思い出となった。素敵なプレゼントしてくれた仲間に感謝。
次から次と出てくるご馳走にバアチャンも満足。大浴場もゆったりしていて湯も豊富。男性客は少なかったらしく3回入ったがいつも一人で露天風呂を満喫した。
山頂付近の山桜の花がまだ咲いていると聞き、足の調子のよくないバアチャンを残して、一人笛を持って坂道を山に向かった。かなりきつい坂道慣れない下駄では歩き難い、途中靴下を脱いで裸足になった。
家並みが途絶えたところの道路脇に、車の退避場所があってベンチが二つ置かれていた。この道は行き止まりで人影はない。ウグイスがまだ幼い鳴き声で盛んに練習していた。ベンチに座って思い切り笛を何曲も吹いた。安曇野の山で吹いた時はウグイスが寄ってきたのに湯河原のウグイスには嫌われてしまったらしい。替わって道路に沿うように流れている「辰沢」のせせらぎが競演してくれた。
千の風になった仲間たちもキット聴きに集まってくれたに違いない。
チェックアウトしてから何処か散策してみたかったが、遅い朝食が終わるとバアチャンは湯疲れでホームシック。タクシーを呼んで湯河原駅・横浜・二俣川と一直線に帰途に着く。
カバンを玄関先に置いたまま植木棚を見ると、丸一日空けていたのを咎めるように項垂れているものが少し目に付いた。湯河原のことなど色々話し掛けながらタップリ水遣り。
パソコンのスイッチを入れると未開封のメールが12通も溜まっていた。金婚式お祝いメールがほとんど。有難うございました。
結婚式の写真
信州の甥が金婚式記念にブログ「里山の日誌」に半世紀前結婚式に集まった親戚の写真を載せてくれた。知らない顔もあるが既に13人が千の風になっている。
結婚式の一通りの儀式が終わると。新婚夫婦が席を改めて、隣近所や親戚の人を招待するのが慣わし。予科練帰りの人が「付き合いは大切だ、朝まで飲もう」と明け方まで付き合わされた。この人、お開きになってからも一升瓶を持って家の近くで「ツネちゃん、どうだい。上手くいったかや」と大声で騒いでいた。(この人は写真には写っていない)忘れていた昔を思い出した。
親父は役目は終わったと思ったのか、あのころからめっきり体力が落ちていった。
一瞬でもいいから時計の針を、あのころに戻せないものかと思う。
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