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2009年12月 9日 (水)

Gセンター診察日・待合室の辛い会話

Gセンター診察日。

忘れていてもカレンダーに朱書きで書き込まれた予定をバアチャンが教えてくれる。

天気が悪くても多少熱があっても足は自然にGセンターに向かう。

8時に出て行ったが今日も異常なほどの混雑。

「正直なところ始めはどうなるかと言う状態だったが、薬が効いている。薬が長くなっているから骨密度に気をつけて運動を続けるように」

何時もより長いお話。

これまでM医師が口にしなかった「4-D」が蘇ってきた。

O先生、S看護師さん、W相談室長、に挨拶。

O先生から「自転車気をつけるように」とご注意。

篠笛のOさんに会う

待合室の辛い会話。

直ぐ前の椅子に、しばらくぶりで顔をあわせたららしい二人の女性が座った。お互いを労わりながら続く会話。

「元気そうだし。少し太ったじゃないのよ」

「そうじゃないのよ。これは浮腫みなのよ。・・さんは黄疸が出て、浮腫みが来て、10階(ホスピス)に移って・・・駄目だったもんね」

その人は亡くなった人の歩いた道を自分も歩いていることを承知している。人のこととして話しているが知り過ぎていることが悲劇。

嫌にシンミリとした話の展開。周りの人は聞かない振りをして耳をそばだてている。

何気なく観察するとその人の肌は異常なほど黄色身を帯びていた。

この人は転移を繰り返した仲間の行く先を知っていて、そこにわが身を置いている。話し相手も現実を否定できない。

奇跡を願って長い待ち時間に文句も言わず身を置かなければならない。

二人の話に割って入りたい気持ちを抑えて聞き手に徹した。

千の風になった多くの戦友が辿った道をこの人は進んでいる。

話の途中で看護師に名前を呼ばれ中待合室に入っていった。仲間の手を借りなければ歩くのもしんどいようだった。

待合室でなんでもないように繰り返される光景。

病院通いが疲れるのは注射のせいばかりではない待合室の空気に接するかららしい。

一度

ベルトコンベアーに

載せられると

途中下車はできない

逆らえない運命

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コメント

通院お疲れさまでした。熱あるの?大丈夫?病院は行くだけでも疲れるのに、辛い話を聞いて余計ブルーになってしまいますよね。ゆっくり休んで明日に備えて下さい。今日は寒いね〜。ニャンコ抱き枕、貸そうか?(^o^;

投稿: 撫子 | 2009年12月 9日 (水) 15時36分

 Gセンターでの診察お疲れさまでした。 体力的な疲れより、精神的な疲れの方が大きかったようですね。
 月見草の会は、皆さん若々しくて美人ぞろいだからそちらの方々から元気をいっぱいもらって、気を取り直して下さい。
 明日は、楽しみにしておりますのでよろしくお願い致します。

投稿: ライス | 2009年12月 9日 (水) 16時04分

暮れは特に病院は混みますね。気ぜわしくて辛い時期です。風邪だけはひかないようにご用心ですね。
明日は新型インフルのワクチンをします。副作用が出るかな~心配!

投稿: 梅 | 2009年12月 9日 (水) 16時44分

歌が沁みます。
知りすぎていることから始められることは何でしょう。
お二人の間に割って入ったら、どんなお話をされたのでしょう。
気にかかりました。

投稿: アルキメデス | 2009年12月 9日 (水) 17時13分

お身体大丈夫ですか?
なかなか伺えなくて、ご心配おかけしてしまいましたが、御蔭さまで、風邪もひかずやっております。
Hさんから、明日のお誘いいただいたのですが、息子の喘息の定期診察日にあたり残念です。少し障害があるので、付き添って行きます。また是非 機会があれば篠笛を聴きに伺いたいです。
寒さも本格的になってくるかと思います。
首には、暖かいものまいて…あ!いつも周りには、たくさんきれいな女性が、いらっしゃるので、心配ありませんね。(笑) 

投稿: めだか | 2009年12月 9日 (水) 19時57分

診察日は「命について考える日」と、自分自身に、言い聞かせていますが?心穏やかにはなれませんね。
あまり知り過ぎるのも辛いですし?

今日は古い仲間10人と昼食忘年会、皆、体調の悪い人が増えても仕方ない年齢。
終わって一人で、後輩の職場を訪問。懐かしい仲間たちから若さを貰って帰ってきました。

投稿: 竹 | 2009年12月 9日 (水) 20時24分

撫子さん
Gセンターは文字通り三途の川の渡し場だからね。
平気でいることの方がおかしいのかもしれない。
人のことより自分はどうなの?電話したが通じないぜ。

ライスさん
明日を楽しみにしていますよ。

梅ちゃん
新型インフルエンザーの順番が回ってきたんだね。
副作用は普通のインフルエンザーと同じだそうだよ。とりあえず一安心だね。

アルキメデスさん
がん患者はガン太郎に痛みつけられ、抗がん剤にやられ、放射線に焼かれ
他人が踏み入れない領域があって迂闊に立ち入ることはできません。
己がそうされた時のことを考えると興味本位で口は挟めません。

めだかさん
急なお誘いで済みませんでしたね。
明日は山猿さんも参加して篠笛を披露します。
また何かの機会には是非聴きに来て下さい。

竹さん
Gセンターの診察日は何回行ってもどうしても気が重くなります。
余りにも多くの切ない思い出が埋まっているからだと思います。
「命について考える日」はいいですね。


投稿: お篠 | 2009年12月 9日 (水) 22時07分

待合室には、人間の病のドラマがあります。俺も良くなりたい。あの人も良くなればいいと願いながら、病院を後にしています。

投稿: 山猿 | 2009年12月 9日 (水) 23時00分

 知り~すぎ~たのね~ という流行歌(表現が古いね)があったね。やっぱり、知りすぎない方がいい。医者じゃないんだから。
 「負けてたまるか」と思って、良かれと思った食事、運動をやって、免疫力を高めた方がずうっといいやね。悲観、落胆、弱気からは何も生まれない。篠流「負けてたまるか」
 明日は、私も病院へ。すっかり、馴れちゃった。

投稿: 異風坊 | 2009年12月 9日 (水) 23時25分

山猿さん
待合室は「修行」の場だね。悪いことを見聞きすると自分を重ねて考えてしまう。
「負けてたまるか」
前に歌会に提出した歌
イライラしながら
待合室で過ごす
ナガーイ時間
これも
残された時間のうち

異風坊さん
35年間もガン太郎を同居させているとガン太郎を取巻く色々なことが自然に身についてしまう。
負けてたまるかで蹴散らしてもチョット何かあると悪い方へ解釈してしまう。
「悲観、落胆、弱気からは何も生まれない。」その通り。
「負けてたまるか」しかないね。
今日は「篠笛を楽しみま専科」のクリスマス会だ。

投稿: お篠 | 2009年12月10日 (木) 06時03分

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