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2010年8月17日 (火)

ナースステーションから一番近い病室・一番遠い病室

緊急入院日誌

ナースステーションから一番近い病室

最初入れられたのはナースステーションから一番近い6人病室だった。

誰が見ても一目で重病と分かる人たちばかりだった。

そこの一員になって覚悟を決めざるをえなかった。

6人の内で歩いてトイレに行けるのは重い酸素ボンベを引きずっても篠一人だった。

後で聞いた噂を総合すると3人が月単位の余命を宣告されているらしかった。

歩けないから食べるも、排便もベッドの中。一人が排便をすると誘われたように連鎖的に始まる。

それが食事時に重なると最悪。

付き添いがいない人は看護師さんが気がつかないと匂いは続き、逃れようがない。

「痛いよう・苦しいヨー・・・」など悲痛な叫び声が夜昼関係なしに続く。これが地獄なのかもしれないと思った。

ナースステーションから一番遠い病室・愉快な人

内容的に公開するのが躊躇われるが「書くよ」と約束してしまったので・・・・。

順調に回復を続けていると、向かいベッドのKさんの容態が急変。タンが切れず呼吸もおかしくなって奥さんが呼ばれその日から急遽隣ベッドを空けて奥さんが一日中泊まり込みで付き添うことになった。

その余波を受けて篠の部屋移動が決まった。

病棟の一番端の部屋でナースステイションからもトイレからも一番遠かった。

それぞれに抱える病気は重いものらしかったが、この部屋は明るさが溢れていた。それぞれがトイレも食事も自分でできる人たちだった。

ベッドの前と隣が明るく愉快な人で笑いが耐えなかった。

隣ベッドのFさん(62歳)は朗らかな人で何時も部屋中に笑いを提供していた。

ある朝「ワアー・・・立ったたッた。まだ大丈夫だ」と大騒ぎ。

「どうしたの?」と聞くと

「立ったのよ」と言うので、膀胱が詰まって管を挿入している人がまさかと思った。「本当かい?」と言うと、ズボンを下げて「イチモツ」を出して見せるではないか。

確かに立派な姿に驚いた。

それだけではない。退院支度をしていると、「あなたのブログにこのことを是非書いてよ。実名は困るが、見た人の反応が知りたい」

と真面目な顔。

このことがあった翌々日「たちの悪い進行がん発見。前立腺・膀胱全部摘出・人工排尿」と厳しい宣告を受けた。

追い討ちを掛けるように友人が千の風になって、明るい人だがショックは隠せない。

世の中には愉快な人もいるものだ。

この人一旦仮退院して再入院まず抗がん剤でがんを小さくしてから手術。全部終了するのに5ヶ月か掛かるそうだ。

人事ではなく聞いた。

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コメント

それぞれが色んな病気、色んな想いを抱えての入院生活。そんな中での明るい笑顔は、
病室に咲くヒマワリのようです。
Fさんのエピソードは、世の男性軍に明るい未来!?を提供して下さったのでは。
明るく前向きな方は病魔もタジタジになることと思います。篠笛さんのように!ネッ。
早速の入院日誌、嬉しいけれど、昨日の今日で早すぎない?絶対無理しないで下さいね〜♪
明日は横浜歌会、篠笛さんの分、行ってきま〜すo(^-^)o

投稿: 撫子 | 2010年8月17日 (火) 19時36分

病室によって、こうも状況が違うとは知りませんでした。
初めの病室は、辛い状況の人ばかりだったので、気分が落ち込んでしまいますね。
たしかに弟の最後は、ナースステーションのガラスから見えるところでした。


Fさんは、ユーモアがある方なので
こんなメッセージを送ります。
「立ち上がれもう一本」
不謹慎でしょうか。。

投稿: | 2010年8月17日 (火) 20時38分

入院した人でなければ分からない悲喜交々、健康の有難さが身に沁みます。通院しながらですがね。
どうか余り無理されませんように、ゆっくりゆっくりお願いします。

投稿: 竹 | 2010年8月17日 (火) 21時07分

 今日のブログは、家内が「くも膜下出血」で倒れて入院したとき、1ヶ月間病院に泊り込んだ時のことを彷彿させるものがありました。
 隣の病室で様態が急変し、家族が呼ばれ泣くわ騒ぐは、一晩中眠れなかったことを・・・・
 健康の有り難味を改めて感じました!

投稿: ライス | 2010年8月17日 (火) 21時39分

厳しい状況での入院だったのですね~私も胆嚢炎の時はナースステーションの傍から離れなくアレコレ考えてしまいました。
今、看病している義父の病室は離れているので病人は余り深刻に考えていませんね~。
方言はチンプンカンプン??です。ンダンダ・・?

投稿: 梅 | 2010年8月17日 (火) 22時14分

小生はICUに2回入って、病室は3回変わった。最後は、ナースステーションに一番近い部屋から退院するのかと思っていたら、重病の人と交代することになった。一週間ほどたったかな、この人は、小生の退院の日に亡くなってしまった。
 生と死は紙一重。危ういところで助かったか。お互いに頑張りましょう。

投稿: 異風坊 | 2010年8月17日 (火) 22時15分

篠笛さんの笑い話が聞けるのもお元気だからこそ!よかった!またお目にかかれる日を楽しみにしています。

投稿: JACKのママ | 2010年8月18日 (水) 01時18分

前立腺癌の全摘出手術の前日、下半身を綺麗に剃られましたが、なんと剃刀を持った怖い顔の看護婦さんで、優しく頼みますよと願いながら、剃刀の行方がかりを凝視してました。

投稿: 山猿 | 2010年8月18日 (水) 06時38分

朝立ちは、健康のバロメーター、なんですね!

投稿: ゆめちゃん | 2010年8月18日 (水) 07時15分

病院は、またひとつの世界だよね.別世界.ふつうのことが、ありがたいのに、忘れているしね。歌会、あえなくて残念だけど・・・豚足屋さんに行くのが心配だったから、ちょっと安心?
忙しいとか、暑いとか、ありがたいことだと思って、元気に頑張るからね。

投稿: 藍弥生 | 2010年8月18日 (水) 07時18分

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